本格的な連続した不調が始まる、更年期の始まり

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不調が一時期止まる

2014年年初から断続的に現れた不定愁訴から「もしかして更年期?」と思い婦人科で診察を受けてみたけれど「まだ更年期ではない」という婦人科的診断結果により、その年の秋までは心身ともに良かったり、悪かったりが続いていました。

2014年の冬から2015年の春までの半年間は、「あの不調はなんだったのだろう?」と思うほど何もなく…快適ではなかったけれど、仕事に習い事にと充実していた日々を送ることができました。

ついに本格的な不調が出始めた

あと2週間でゴールデンウィークも始まろうかとしていた2015年の4月の中旬。友人と都心でランチの約束をしていた日でした。
4月なのに蒸し暑かったその日、向かう途中で息苦しく、だんだん呼吸も浅くなるのを感じてきました。
めまいがし始め、そして最後に吐き気。気持ちが悪くなって何度も途中下車をしながらようやく待ち合わせのレストランに到着しました。

レストランに向かう途中であんなに気持ちが悪かったのに、友人たちと談笑しながら食事やお酒を楽しむことができました。

あんなに気分が悪かったのは「気のせいかも」で片付けようとしていたその翌日の夕方もまた同じような症状が出始め、今度はめまい、吐き気の強さがレベルアップしました。
仕事を早退してかかりつけ内科に行くと、いつものように吐き気止めが出されました。

空腹時に吐き気強まる

今思うと、食事前の「空腹な時間」が近づくと気分が悪くなっていたように思います。
もらった吐き気止めは食事の前に飲むと、食事をすることを妨げるような症状は落ち着きましたが、体の中で吐き気が押さえつけられているのを感じ「吐き気止めの薬では根本は解決しない」ということを認識しました。

めまい、立ちくらみ、吐き気などの症状が出ましたが、最終的に吐き気が強く出るようになり、食べ物を飲み込むことさえもできなくなってきました。
最初に発症した時と同様、食べ物を口の中に入れるとその匂いで気持ち悪くなり、気持ち悪さが通り過ぎる「今までのことはなんだったのか?」と思うほどなんでもスルスルと食べることができました。

毎日毎食そんなことを繰り返していましたが、ついにその年のGWの時には食事時間前後以外の時間、つまり四六時中吐き気に襲われることになってしまいました。
そうなると何も食べれません。水分も味がついたものはダメで、水か炭酸水をチビチビ飲むしかありませんでした。それらを摂ってちょっとゲップが出るとスッとするのが救いでした。

生理サイクルが一転する

この頃、多量の経血と短い生理サイクルは一転し、経血の量は限りなく少なく…錆色の血の色、かすり傷程度の出血量そして2週間毎に来ていた生理も間隔が空くようになってきて1ヶ月半と伸びてきました。

この事実はもう閉経も目前…に思えましたが、この頃の吐き気が更年期障害の症状なのかはわかりませんでした。

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