ひどい寝汗は身体の不調のサイン?すぐにできる対処法とは

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寝ている間にかく寝汗は、一晩でコップ1〜1.5杯程度だといわれます。

私的体験談:真夜中に半裸になる寝汗

私は更年期に入って1年くらいしてから、夜中に全身大量発汗で何度も起きる日が続きました。
特に胸から上、上半身が発汗が集中するようになり昼間疲れているとその発汗で目が覚めることがない夜は、朝起きると上半身裸だったりします(今もです)。夜中暑くて寝ながら脱いでしまっているという恐ろしい事実!旅先でやらないように気をつけたいです。(笑)

後述しますが、私はある時期から漢方医の診察を月に1度受けています。そこで気になる更年期の症状を先生に話し、その都度漢方薬を処方してもらって飲んでいるのである程度真夜中の半裸は避けられています。

私の場合、寝汗は「更年期障害の症状」でありますが、他の何らかの心身的原因も考えられますので放置せずに向き合うことも大切かと思います。

(以下引用:スキンケア大学2018.4.27配信「ひどい寝汗の原因は病気?すぐできる対策方法」)

寝汗をかくメカニズム

汗は蒸発することで体温を調節するための生理現象の一つです。寝汗も同じく体温を調節する役割を持っています。健康な人でも一晩にかく汗の量は前述の通りコップ1〜1.5杯分程度でそれ以上の寝汗をかくようだと以下のような原因の可能性が考えられます。

・厚着しすぎ

・アルコールの取りすぎ
寝汗はアルコール依存症に見られる症状の1つと言われています。依存症は一般的に依存している物質が切れると起こる禁断症状が起こりますが、アルコール依存症の初期の禁断症状が寝汗です。

・過度なストレス
過度なストレスは自律神経のバランスを乱す原因となります。身体的なストレスや精神的なストレスによってバランスが崩れると微熱が続くことがありますが、その時に寝汗がひどくなる傾向があるようです。

・更年期
更年期も自律神経が乱れることが原因の一つとされています。

・生理前
生理前に寝汗が多い日が何日か続くことがある場合は、高温期に入っている間に寝汗をかいている可能性があります。基礎体温をつけていると高温期の予測ができるので対処も可能です。

・自律神経失調症などの病気
過度なストレス、更年期などで自律神経が乱れる他に、少数割合ですが、甲状腺の病気、悪性リンパ腫などでも汗を多くかくと言われています。
しかし、寝汗をかくといってこれらの病気である可能性は決して高いものではないといわれていますが他に気になる症状があれば病院で相談する方がよさそうです。

(ここまで引用)

寝汗の対策方法

寝具などの就寝環境を整え、掛け布団を少なくしたり、厚さを変えたりする。

私的体験談:寝具をリネンのものへ

私は大量の寝汗が出る前後あたりから、直接体に触る寝具類、シーツや枕カバー、肌掛け布団などをリネン(麻)のものに変えました。

・リネンは吸排出性が高い
リネンは「夏用」みたいなイメージがありますが、冬でも体は冷たく感じません。リネンは吸排出性が高い素材だといわれています。
汗を含んでもすぐに蒸発し、サラサラして気持ちが良く、また洗濯してもパイル地のシーツよりかは断然早く乾くので扱いはとてもいいです。

・和式シーツの1枚布タイプが乾きやすい
寝具はベッドを利用していますが、ベッドマットの上に薄い敷き布団をしき、それにリネンの和式シーツ(1枚シーツ)を敷いて使っています。
リネンの和式シーツはゴムが付いているものだとシャーリングの部分が乾きにくく、1枚布の和式シーツタイプよりも生地が早く傷みます。


リネン麻100%フラットシーツ 厚手シングルサイズ 150x250cm
少し生地が厚めの1枚布の和式シーツを使っていますがとても持ちがよく毎日気持ちよく寝れています。

・ベッドマットの上に薄い敷き布団
また、ベッドマットレスは干すことができませんが、薄い式布団だと干すことができるので毎日風に当てられるので清潔さを保っています。実家にあった客用の綿敷き布団の1枚を2枚に打ち直してもらったものを使っています。

原因を取り除いて熟睡へ

大量の寝汗をかくと起きてしまいますし、汗をかいた後体も冷えてしまいます。ストレスを取り除き、自律神経を整えて翌日への活力となる質の高い睡眠を取りたいものです。

私は、汗が出ること前提で、布団類の数を主人よりも1枚少なくしています。そして、途中で脱いでしまっても肌はあまり露出しない衣類を着て汗を吸わせるようにしています。

*更年期でも慌てない。経験者の体験談を読んでみる⇨⇨健康ブログ 更年期障害